令和8年8月17日 農林水産委員会県内調査の2回目が実施され海部土地改良区(県議の中野治美理事長)で調査の概要説明を受け、同水の館で「照れば旱魃、降れば冠水」と言われた海部地域の灌漑と水害の歴史、先人の取組を調査しました。海部農林水産事務所管内は津島市、愛西市、弥富市、あま市の4市及び海部郡大治町、蟹江町、飛島村の3町村を区域とし、総面積は約208k㎡、総人口は約32万人となっています。耕地面積は7238haで館内の約35%にあたり農家数は4361戸となっています。主な作物は水稲(高温耐性米あいちのこころが増加、弥富市の早場米はあきたこまち)で県全体の作付面積の約15%占め、そのほか木材加工、金魚養殖なども行われています。管内の農業用排水機場は120機場で県全体(403)の3割を占めます。



【株式会社プレカット西部工場】木造建築物の工期短縮と品質の確保のため最新の設備も導入している木造プレカット事業の現場を調査しました。愛知県産木材の加工や全自動での複雑形状の仕口加工、ジブリパークや大阪万博のシンボルとなった大屋根、全国植樹祭なども手掛けられています。



【日光川河口排水機場】日本一のゼロメートル地帯を流れる県内最大の二級河川日光川の排水施設である日光川河口排水機場(ポンプ2基、隣接する国の日光川排水機場は3基・運用は県)を調査しました。農地の湛水防除はもとより市街地の水害対策としても重要な施設です。管内にある排水路及び大小120か所の農業用排水機(ポンプ)場により日光川に集められた排水を日光川の河口にある排水機により名古屋港に排水して海抜ゼロメートル地帯の安全を守っています。施設は昭和60年度から平成8年度に建設され、総事業約387億円、オーバーホールなどにより適切な維持管理を行っていますが計画的な老朽化対策が必要です。


