平成26年7月30日 名古屋競輪組合議会の県外調査に出発しました。初日は競輪発祥地である小倉競輪場で平成10年にオープンしたメディアドームを見学し、建設の経緯や予算について質問しました。300億円弱の施設はイベントのできるホールをという市民の要望もあり建設され、競輪の本拠地として機能しています。建設費等については市の本会計に影響を及ぼすことなく、若松競艇も含めた競輪、競艇特別会計(収益)で対応しています。ただし、昨年の市への繰出金(分配金)5億円は若松からです(繰出金ゼロの年度もあり)。昨年の小倉競輪場の一日平均発売額約3.02憶円、同入場者1,228人。名古屋競輪場は3.2憶円、2,632人でした。
2日目は名古屋競輪(全国)と同様に売上げ等が減少傾向にあり施設整備も課題になっている熊本競輪場で今年度策定する今後10年間の中期経営計画について聴取しました。昨年から学識経験者等で構成する熊本競輪活性化検討委員会で(一応?廃止も含めて)議論しているが、議会はまだ直接かかわっていないとのことでした。また、昨年の繰出金(分配金)は2億円ですが、施設整備等の基金も設置しています。1日平均発売額2.1憶円、同入場者1,654人です。