平成25年10月23日 中日新聞主催の「The Center of Technology〜ものづくり中部の明日を考える〜」の総括シンポジウムを聴講しました。奥野中京大学教授の「ものづくりの中枢都市としての大都市圏戦略」では、100km、1000万人の名古屋大都市圏、3世代同居の名古屋のライフスタイル、国際競争力・諸都市との連携・多様な主体の参加など興味深く伺いました。パネルディスカッションでは、トヨタ自動車技監の渡邉氏のものだけではなくシステムとしての変革、石田中部経済同友会代表幹事のアジアものづくりサミットの提案、コーディネーター役の小出中日新聞社長の大阪を抜き、交流、融合そして組み合わせの中部圏という笑いを取りながらの洞察に驚嘆しました。これからは、世界標準化と差別を図る競争化の同時進行にいかにものづくりの実力を発揮するかにかかるようです。