県民環境委員会県外調査③

令和5年9月15日 広島平和記念資料館では1955年に当初開館した広島平和記念館(鈴木は稲沢市議会議員で広島に調査に行ったときに一度訪問しました)を改築し、2017年に東館が、2019年に本館がリニューアルオープンしており、施設の概要や展示内容等について説明聴取を行いました。展示内容は厳しく、悲しく、憤るものでやはり涙が流れました。平和の尊さ、戦争をしないさせない、被ばく国としての使命、被ばく国国民としてやらなければならないことを改めて重く受け止めました。   

外国人の方も多く見られ、豆谷副館長によればサミットなどにより肌感覚で外国の方は増えており、また滞在時間も長くしっかりご覧いただいてるとの事でした。
被ばくによる白血病から12歳で亡くなった佐々木禎子さんをモデルとした「原爆の子の像」では小学生が千羽鶴を奉納し祈りを捧げていました。禎子さんが病床で折り続けた折り鶴などについて原爆投下から80年となる2025年にユネスコの「世界の記憶」に登録されることを目指しています。

県民環境委員会県外調査②

令和5年9月14日 広島市現代美術館は1989年に全国で初めて現代美術に本格的に取組む公立美術館として開館し2023年3月にリニューアルオープンした経緯や公立美術館の意義、休館中の取組、住民への理解促進などについて聴取しました。開会中の特別展アルフレド・ジャー展は壁天井まで黒塗りする力の入れようでしたが、今年度は過去最高(H30)の入場者数14万2,754人を超える予想との事でした。

挨拶をする黒田委員長、左は杉江副委員長、右は高木委員(あいち民主県議団からは黒田委員長、高木委員、鈴木の3名が所属)
設計は愛知ゆかりの建築家、黒川紀章氏 

広島市から離れた三次市が本社のミサワ環境技術株式会社では、1991年に日本で初めて地中熱エネルギーシステムを導入し、庁舎、学校、商業施設や住宅などの冷暖房システムや温水プールなど地中熱を利用した新エネルギーのパイオニアとして活動している同社より地中エネルギーシステムの概要や課題などについて意見交換しました。夏、冬で15度ほどある温度差を利用する地中熱ヒートポンプ(地熱は温泉熱を指す)では戸建て住宅では高性能ポリエチレンホースを利用した100mのクローズドループ1本で賄えるそうです。

補助金の関係もあり地中熱の導入が遅れている日本の現状

県民環境委員会県外調査①

令和5年9月13日 県民環境委員会(黒田太郎委員長)の県外調査で広島県訪れました。移動日の1日目は午後から広島県庁で、広島県が瀬戸内海に新たに流出する海洋プラスチックごみの量を2050年にゼロにすることを目指し2021年6月に海洋プラスチックごみゼロ宣言を行い、企業・団体等をメンバとするGREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム(GSHIP)を設立して、①プラスチックの使用量削減、②同ごみの流出防止、③同ごみの清掃・回収(漁業(カキ)関係が半数以上)、④情報の収集・発信・共有に取組を聴取しました。また、改正瀬戸内海環境保全特別措置法に基づく「きれいな海」から「豊かな海」を目指した栄養塩類対策について下水の総量規制基準値の実証実験について話を伺いました。

20年で「きれいになり過ぎた」窒素濃度分布

GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム(GSHIP)の参加企業であり食品パッケージの企画・製造・販売を事業とする株式会社シンギでは、従来廃棄されていたサトウキビの搾りかす(バガス)を有効活用したバガスモールド等の環境配慮の商品開発やプラットフォームの有効性・必要性を伺いました。

耐久性・耐油性にも優れ電子レンジでも使用可能でお好み焼き(広島焼)のテイクアウトにぴったりなバガスモールド(容器)

アジア・アジアパラ競技大会推進議連合同会議

令和5年9月12日 大会組織委員会会長の大村知事の要請を受けアジア・アジアパラ競技大会推進愛知県議会議員連盟と名古屋市会アジア・アジアパラ競技大会推進議員連盟の合同会議が開催され大会経費など国への支援要請に対する決議を行いました。

大村知事に続いて詳細説明をする就任された村手聡事務総長

トーエネック稲沢営業所訪問

令和5年9月11日 議員としても稲沢建設としてもお世話になっているトーエネック稲沢営業所へ稲沢市議選を控える岡野市議と名古屋地本の田中委員長と共にお邪魔をさせて頂きました。